パネル修理
このC-20は構造部品が前期生産製品と中後期の合体品です。
そして電気回路はシャーシと同じく前期型です。
古いガラスパネルは高さが取付枠よりも10ミリぐらい小さいのです。
その為にフロントパネルを止める枠がシャーシに取り付けられずにテープだけで固定されていたのです。
だから組立時にガラスパネルと取付枠寸法が合わず苦労しました。
ワッシャーとスペーサーを多量に使ってビスで固定しました。これで運搬時にも大丈夫です。
フロント部分を分解する時、ガラスパネルの印刷が「ぽろり」と落ちました!
擦れても擦ってもいないのに剥げてしまいました!幸いにも文字は残っているので光漏れに対応できれば使えます。
そこで黒い厚紙をパネル裏側に追加して光漏れを防ぎます。近づいてよく見れば印刷剥がれが見えますが
通常使用する距離では判らないので大丈夫ですね。
この時期のガラスパネルは新品が入手出来ないので仕方ありません。
パネルは前期/中期/後期/セカンドシーズンと4種類あり互換性がありません。
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